snaq.me
-おやつ体験BOX-

1. 概要
snaq.me(スナックミー)は、ナチュラル素材のおやつを定期的に届けるサブスクリプションサービスの公式サイトです。毎月変わる100種類以上のおやつから、食べきりサイズ(20-30g)で8つを厳選してお届けする「おやつ体験BOX」を提供しています。人工甘味料、合成香料、合成保存料、漂白剤などを使用しない安心・安全なおやつをコンセプトとし、ユーザーの好みに合わせたパーソナライズ機能も特徴です。
2. 構成
サイトは縦長のシングルページ構成を採用しており、スクロールで情報を順に追える設計です。ファーストビューではキャッチコピーとビジュアルイメージでユーザーの興味を引き、続いて商品説明セクションでサービスの特徴と価格を提示します。その後、「snaq.meが届けたいこと」というブランドメッセージのセクションへと続き、「7つのme」による体験価値の訴求が展開されます。さらにSNS投稿を活用したユーザーの声で信頼を構築し、最後にFAQや問い合わせといったサポート情報で締めくくる流れとなっています。情報の優先順位が明確で、ユーザーが迷わずサービス内容を理解できる構成になっています。
3. ファーストビュー(FV)
「ワクワクおやつの定期便」という親しみやすいキャッチコピーと、「おやつ体験BOX snaq.me」のロゴタイプが中心に配置されています。メインコピーは「おいしいマルシェおやつとワクワクを詰め込んでハッピーなを お届けします」となっており、「を」の部分に余白を設けることで、個人個人のハッピーを想起させる工夫が見られます。視覚的には、おやつのパッケージや商品イメージが明るく優しい色調で表現され、ユーザーに期待感とポジティブな印象を与える設計です。CTAボタンは目立ちすぎず、自然な導線で「おやつ提案を受けてみる」へと誘導しています。

4. テイスト
「ナチュラル&フレンドリー」を基調としています。タイポグラフィは柔らかく、読みやすさと圧迫感のなさを両立しており、レイアウトもゆったりとして余白を活かした落ち着いた印象を与えます。全体的に、オーガニックやナチュラル志向のユーザーが好む「優しさ」と「丁寧さ」を表現したデザインとなっており、健康的で安心できる印象を与えています。
5. コンセプト
「日常に小さなワクワクと幸せを届ける」です。おやつという身近なテーマを通じて、ユーザーの生活に彩りと楽しみを提供するという思想が全体に貫かれています。「7つのme」に象徴されるパーソナル体験、毎回異なるおやつが届くサプライズ感による発見と驚き、無添加やナチュラル素材への徹底したこだわりによる安心と丁寧さ、そして生産者とユーザー、おやつと時間をつなぐ体験設計というつながりの要素が、主要なキーワードとして表現されています。単なる商品販売ではなく、おやつを通じた「体験」そのものを価値として提供するコンセプトが明確に表現されています。
6. ターゲット
主要ターゲットは25〜45歳の健康志向の女性で、特に子育て中のママ層が中心となっています。安心・安全な食品を求める層や、ナチュラル・オーガニックライフスタイルを好む層、おやつや食に対してこだわりを持つ層がメインターゲットとなっています。サブターゲットとしては、新しい食体験を求める若年層、ギフトとしての利用を考える層、日常にちょっとした楽しみを求める働く世代が想定されます。デザインの優しさや無添加へのこだわり、「ワクワク」というキーワードの使用から、感性が豊かで生活の質を重視する女性層を中心に据えていることが伺えます。


7. 見出し
全体的にシンプルで読みやすさを重視しています。メインタイトルの「ワクワクおやつの定期便」は親しみやすい平仮名表記が採用され、セクション見出しは適度な大きさで過度な装飾を避けた清潔感のあるデザインとなっています。「7つのme」などのキーメッセージには視覚的なアクセントが加えられ、情報の重要度に応じた明確なタイポグラフィの使い分けによって階層構造が表現されています。見出しには読みやすいゴシック体が使用され、カジュアルながらも信頼感を損なわないバランスが保たれています。
8. あしらい
温かみのあるタッチの手描き風イラストがロゴやアイコンに使用され、ボタンやボックスデザインには角を丸めた柔らかい線が採用されています。食材や植物を連想させる有機的な形状による自然モチーフが全体に散りばめられ、情報を詰め込みすぎない余白の活用によって呼吸感のあるレイアウトが実現されています。実際の商品写真と手描き要素が調和し、ブランドの世界観を統一する細部へのこだわりが随所に見られます。特に「3PMmm…」という冊子のビジュアルなど、過度な装飾を避けながらも必要最小限の要素で洗練された印象を作り出しています。
9. フォント/配色/余白
フォント:
本文には読みやすいゴシック系フォント(おそらくNoto Sansやヒラギノ角ゴシック系)が使用され、見出しにはやや太めのゴシック体で視認性が確保されています。全体的に柔らかさと読みやすさを両立したフォント選択がなされています。
配色:
白を基調とした清潔感のある背景をベースカラーとし、柔らかいパステルトーンや自然な色合いがアクセントカラーとして使用され、彩度を抑えた優しいカラーパレットが差し色として機能しています。ナチュラル志向を反映した、目に優しく落ち着いた配色設計となっています。
余白:
各セクション間に十分な余白が確保され、情報が密集せず視線の移動がスムーズになっています。モバイル表示でも読みやすい適切なスペーシングが施され、余白をデザイン要素として積極的に活用することで上質感が演出されています。




